昨年、2018年は日本からブラジルへの移民が始まって110周年という年でした。
ちょうど1年前の6月。ヘナート・ブラスが企画した移民110周年記念イベントに出演するために、日本人の音楽グループ”Banda Forro Legal"がサンパウロに呼ばれ、ブラジルで演奏することになりました。
ブラジルの6月といえば、Festa Juninaの季節。聖人の記念日と収穫のお祝いが重なって、ブラジル各地でお祭りが繰り広げられます。そのお祭りに欠かせない音楽がForro(フォホー)です。Banda Forro Legalはその名の通り、Forroを演奏するバンド。オープンなエリアで無料のイベントだったお陰もあって、たくさんのブラジル人の方々が聴いて踊って、笑顔で我々を包んでくれました。
どんな時でも演奏は楽しいものですが、そのブラジル公演は、何とも言えないふくよかな幸福感を我々に与えてくれました。
そして数か月前。日本に行こうかな、というヘナートの言葉を受けて、Banda Forro Legalのメンバーで受け入れ態勢を整えることになりました。 ヘナート・ブラスは、昨年も音楽賞をとるなどブラジルではとても評価の高いアーティストです。特にMPB、ボサノヴァなどが好きな方、アコースティックな音楽が好きな方、本物志向の方には非常にお勧めします。彼の音楽についてはこれからご紹介していきますので、ぜひこちらのページをフォローお願いいたします。